こんにちは、広報部です。
皆さんは、春と言えばどのようなものを思い浮かべるでしょうか。
大きく咲き誇った桜、きらびやかに羽ばたく蝶、新生活とともに訪れる出会いや別れ...
人によってさまざまだと思います。しかし、学校内での春と限定するとどうでしょうか。
『入学式』多くの人はこのように答えると思います。
今回の「学校日記」では、4月12日に行われた入学式についてご紹介したいと思います。
今年度、新たに附中の仲間として加わったのは144名。
本校の副生徒会長は、真新しい制服に身を包んだ初々しい面持ちの新入生へ、
「附中生のリーダーシップ・フォロワーシップを大切にしていきましょう」と、歓迎の言葉を送りました。
新入生代表の誓いの言葉では、「附属中での学びを通して新たな仲間とともに自律と共同を高めていきたい」と力強く述べられ、これから始まる全校生徒429名全員での生活に期待が高まりました。
中学校の象徴の一つである校歌は、本当であれば2,3年生全員で歌いたかったものの、
コロナ禍のため、3年生の生徒会のメンバーで披露しました。
限られた人数で全校の気持ちをこめて送ることを目標に、放課後なども練習を重ねた結果、
本番ではそれまでで一番の歌を届けることができました。
「全校生徒での一番」は「生徒会のメンバーでの一番」をきっと超えられるはずです。
校歌斉唱の機会は、新型コロナウイルスの影響で減ってしまっていますが、
生徒会を中心に、日々「全校生徒での一番」を更新していけたらと思います。
さて、ここまで入学式の概要をご紹介しましたが、
次は、入学式を迎えての感想を生徒に聞いていきたいと思います。
Q,新入生を迎えてどのように感じましたか。
A,3年生
→校歌も歌って、最高学年の自覚が芽生えました。
日々、責任をもって発言・行動を心掛けていかなければならないと思います。
妹と学校内で会えるのが楽しみです。
2年生
→「2年生の自覚」というのはまだなんとなく違和感があります...。
「〇〇先輩」と呼ばれると思うと慣れないなぁと思います。
ちょっと前まで自分がいた一年生の教室を見ると、自分が先輩になるという実感がわきました。
Q,1年生へ、附中の入学式を迎えてどのように感じましたか。
A,生徒会の校歌がすごく印象的でした。
小学校とは違うところが多く、まだ慣れないです。(休憩時間の長さなど)
なんだかほっとしました。新しいお友達を作っていきたいです。
いろんな人がいるけど、楽しくなればいいなと思いました。
何であってもそうですが、同じ時間を過ごしたり、同じ行事を迎えたりしても、
人によって感じるなにかや取り込むなにかは違うもの。
新年度一番の大イベント『入学式』を通して、改めてそれが明らかになったように思います。
これからの一年間、そのようなそれぞれの感性・個性を消さず、つぶさず、
むしろ生かしていけるようなものにしていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は『大運動会』について書く予定です。
ぜひ、またお会いしましょう。
佐賀大学教育学部附属中学校 広報部より。