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2022.10.14
「芸術鑑賞会・合唱コンクール」について

こんにちは、広報部です。

「マジ勉強するわ」「海行こー」など、それぞれの思いを胸に始まった夏休みも、

「遊びすぎた」「勉強しないとやばい」と、また違う思いに形を変えて幕を閉じ、

あっという間に1年間の折り返し地点も迎えてしまいました。

2年生は職業体験、3年生は卒業研究、というそれぞれで多忙な2学期。

しかし、全校生徒全員が同じ方向を目指すものもあります。

それは、附中三大行事である、合唱コンクールと文化発表会です。

今回は、106日に佐賀市文化会館で行われた合唱コンクールについてご紹介します。

今年度の合唱コンクールのテーマは『sfz~史上最響~』。

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全員で作り上げた合唱をホール全体に共鳴させるという意味が込められています。

お昼休み、校舎のどこを歩いていても聞こえてくる歌声は、

どのクラスも真剣だということを表しているようでした。

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そして迎えた合唱コンクール当日。

緊張で手に汗握るどころか全身汗だくな人もいる中、午前中に行われたのは芸術鑑賞会

でした。

普通に過ごしていれば耳にすることのない音楽を聴くことができる芸術鑑賞会は、

毎年私たちに鮮やかできらびやかな芸術を教えてくださいます。

今年度は『弾弾打吹(だんだんだすい)』ということで、エレクトーン、三味線、和太鼓

のフュージョンを、和洋折衷な音楽を、華やかな演奏を通して教えてくださいました。

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ダイナミックな音楽に圧倒されたあとは、いよいよ合唱コンクールです。

ついさっきまでは客席で聴く側だったのに、次は聴かせる側としてステージに上るんだ。

たくさんの人がそのような思いでいたためか、すっかり緊張感でいっぱいな大ホール。

しかし、12クラスあれば12通りの音楽が、歌声が、大ホールに広がっていた緊張感を包み、

ステージ上でライトに当たった全員が、柔らかな表情でクラスごとの音楽を披露しました。

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最後は3年生の学年合唱でした。140名の思いを乗せて歌われた校歌と大地讃頌の2曲は、今までで最高の音色で、まさに史上最響でした。

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すべてのクラスの合唱が終わり閉会式になると、講評と結果発表が行われました。

講評では、「楽器では人の声に叶わないと思える合唱だった」などと私たちの全力をたたえていただきました。

結果発表では、オリジナルメロディー賞、ビューティフルサウンド賞など、

実行委員がつくってくれた賞がそれぞれに与えられました。

最優秀賞は、学年ごとに1つ与えられ、今年度最優秀賞を獲得したのは1‐1、2-1、3‐4の3クラス。

長きにわたって準備し、練習し、本番を迎えた合唱コンクール。喜ぶ声があれば、悔しがる声も聞こえました。

様々な思いを胸に、最後にはあたたかい拍手で幕を閉じた合唱コンクール。

余韻に浸りまくるみんなにインタビューをしてみました。

Q.本番までの練習で意識したことは何ですか。

A.クラス全員でクラスのスローガンであるカフェオ~レ(みんなでブレンドという意味)を達成できるように、積極的に声を出すこと。

4つのパートはそれぞれ音が違うので、すべてのパートの音の和音やリズムを把握して指揮をすること。

Q.練習や本番で印象深かった出来事は何ですか。

A.昼休みなどにみんなで練習したことが本番で活かされたのでよかった。

ただ練習するだけでなく、楽しみながらみんなで努力し続けることが出来た。

個人的には、うちのクラスの指揮者が、練習中に頑張りすぎて眼鏡を吹っ飛ばしていたことが印象的。

ピアノを弾くたびに、パートごとの声の大きさや成長ぶりに驚いた。

最後に、今年度の合唱コンクールの実行委員長,百武さんから、言葉を頂きたいと思います。

先日は合唱コンクール、お疲れさまでした。あの大ホールに各クラスの素敵な合唱を響かせることができたこと、また、皆さんと史上最響の合唱コンクールを行えたことを大変うれしく思います。あのような形で合唱コンクールを行えたのは皆さんのおかげです。本当に感謝しています。また、合唱コンクールを通してクラスの絆もより深まったのではないかと思います。その身につけた力を存分に生かしながら、残りのクラスでいられる時間を大切にしてほしいと思います。たくさんのご協力ありがとうございました。

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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回の学校日記は文化発表会です。

まだお会いしましょう。それでは。