こんにちは、新広報部です。
第1回学校日誌は、1月11日(水)に実施された講演会についてご紹介いたします。
講演会は、本校近くの美術館で全生徒を対象に行われました。講師は、ボンドを使って作品を描く画家の「冨永ボンドさん」です。
実際にボンドアートをつくりながら講演をしていただきました。ボンドさんは日々、絵画のライブ創作をTikTokなどで配信されているそうです。今回は私たち生徒や先生方に好きな色を尋ねて、その色を使った"今日しか描けない"ボンドアートを創作していただきました。
ボンドさんの作品の一貫した創作テーマは、「つなぐ、つくる」。そのテーマ通り、私たちが指定した色をどんどん黒のボンドでつないでいき、作品が出来上がっていく様子に私は感動しました。
こうして作品を創作されている間、講話ではたくさんの興味深い話がありましたが、ここでは2つだけ抜粋してご紹介したいと思います。
1つ目は将来の夢についてのお話です。ボンドさんは、夢を叶えるための方法を教えてくださいました。まず「夢を宣言する」こと。次に「同じ夢に向かう仲間、または協力者を見つけ、彼らに感謝する」こと。そして「夢をあきらめない」こと、この3つです。
私が驚いたのはボンドさんが本格的に絵を描き始めたのが26歳だということです。それまでは家具メーカーやグラフィックデザイナーなど様々な職業を経験していらっしゃいました。私は、これをやりたい、という確固とした意志があれば、それまでの経験を生かすことでその夢をつかむことができるのではないかと感じました。
また、ボンドさんに「将来何をしたいかが決まっている人はいますか」と聞かれると、生徒のおよそ半分以上が手を挙げていませんでした。私もその一人です。今日の講演にあったボンドさん流の夢を叶える方法やボンドさん自身の人生は、将来がわからず不安な私たちの支えになるのではないかと思いました。
2つ目は人生の選択についてのお話です。「人生は選択の連続。」ボンドさんは講演の最後にこうおっしゃっていました。朝ごはんは食べるのか食べないのか、食べるにしても何を食べるのか、どの料理から手を付けるのか、など朝ごはんだけでもこれだけの選択があるのですから、人生は選択をし続けている状態と言えそうです。
また、そんな人生の中で「やる選択」より「やらない選択」が大事だともおっしゃいました。すべてにおいて「やる」という選択をするのではなく、いくらかを切り捨てることで、本当に自分がやりたいことが見えてくるのだそうです。私はこの考えに共感しました。
技術の発達に伴い、興味を持てるものが増える一方、すべてができるわけではありません。何においても、自分がした選択に自信をもって、後悔はほどほどにそのあとの行動をどう変えていくのかが重要なのではないかと思いました。
そのあとの質疑応答では多くの生徒が質問をしようと手を挙げていました。時間の都合上、質問することができなかった生徒もたくさんいたほどです。どの質問にもボンドさんは真摯に答えてくださっていて、私たち生徒も真剣に話を聞いていました。
上述の通り生徒の質問もとても活発で、実際に実演製作しながらという講演の形、今回の講演会は有意義な時間となったことと思います。
最後にはなりますが、今回ご講演いただいた冨永ボンドさん、本当にありがとうございました。