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2023.02.13
いじめサミットについて

 1月21日()、東京の文部科学省で「全国いじめ問題子供サミット」が開催されました。全国から小学生約30名、中学生約100名が集まり、いじめ問題について考えるこのサミットですが、附属中からは生徒会本部の会長と副会長の3名が参加しました。

 

 今回のテーマは、「いじめを絶対に許さない ~いじめをなくしていくために私たちにできること~」。このテーマのもと、ポスターセッションとグループ協議を行いました。また、ゲストとして吉本興業所属のライセンス藤原さんをお招きし、いじめの体験談を話していただきました。

 今回のサミットを通して、印象深かったことが2つあります。1つ目はグループ協議です。グループ協議では、具体的な場面設定のもと、何が問題であるかや当事者の気持ち、周りの人にできることなどについて話をしました。他者に気付かれない、陰で行われているいじめがあるなか、"傍観者である"ということは、いじめに気付くことができているということでもあります。いじめに気付くことができているということは、いじめられている人の相談にのるなど、いじめを解決していく方向に寄与することができる存在なのではないかという意見がでました。また、いじめられている側だけでなく、いじめている側にも、いじめをしてしまう理由がるのではないか、相談に乗ることでいじめをなくすこともできるし、再発を防ぐこともできるのではないかという意見が出ました。そして、傍観者というのは、どちらの立場の人にも寄り添うことができ、客観的に物事を判断できる立場です。だからこそ、一方的な立場に立つことなく、いくつもの立場で相談に乗ることができるという結論に至りました。傍観者ができることを積極的に行い、傍観者から当事者に変わることで、いじめをなくしていけるのではないでしょうか。

 2つ目は、ライセンス藤原さんの体験談です。藤原さんは、中学生の時にいじめられていたそうで、そこで感じたことなどを話してくださいました。親の仕事の関係で転校を繰り返していた藤原さん。転校した先の学校で、ある日突然いじめは始まったそうです。理由もなく暴力を振るわれたそうです。いじめられていたのは藤原さんだけではありませんでした。同じようにいじめを受けていたA君という友達がいたそうで、どちらかがいじめのターゲットとなり、暴力を振るわれていたのだそうです。ある日、藤原さんはA君とこんな約束をします。「次どちらかがいじめられたら、もう片方が助けよう。」そして、次にターゲットになったのは藤原さんでした。助けを求めて藤原さんはA君を見ました。すると、A君は笑っていたんだそうです。そして、藤原さんが再び転校することで、このいじめは終わることとなります。

 藤原さんは、A君のことは恨んでいないとおっしゃいました。そして、「いじめにあったら逃げろ。逃げるのは負けではない。ただし、逃げた先で何もしないのは負けになってしまう。逃げてもいいけど、負けたらあかん。」とおっしゃっていました。「逃げる」という言葉を聞くと、ネガティブなイメージになってしまいますが、ここでの「逃げる」とは「避難する」という意味に近いものです。災害から身を守るために避難するように、いじめから身を守るためには逃げてもいいのだと思いました。そして、いじめから逃げてもいいのだという雰囲気を作っていくことが大切だと強く感じました。

 これからの生活の中で、いじめを目撃することがあるかもしれません。そこでただsそのいじめに関与しようとせず、いじめがなかったことにしてしまうのではいじめをなくすことはできません。最悪の場合、いじめを増やしてしまう可能性さえあります。いじめを見つけたときには、傍観者として見て見ぬふりをするのではなく、自分にできることを考えて行動していこうと思います。何かアクションを起こさないと世界は変わりません。これを読んだみなさんいも、勇気を出してアクションを起こしてほしいと思います。そして、そのときにこれを思い出してほしいと思います。

附中いじめゼロ宣言FOR YOU「勇」 

いじめをしない・させない勇気をもとう。

なによりもいじめを許さないという強い意志が必要です。

そしてその気持ちを行動に移しましょう。